Global Leader in Performance Materials and Specialty Chemicals
自動車用中間膜のラインナップに、新たに太陽熱を吸収する「セーフレックスSシリーズ」が加わりました。「セーフレックスSシリーズ」は自動車用合わせガラスの安全性能を保ったまま、ガラスを通して車内に浸透する太陽熱を吸収、エアコン使用量を減らし、車の燃費とCO2排出を改善します。「セーフレックスSシリーズ」の太陽熱吸収中間膜は、2006年発売の「セーフレックスQシリーズ」と同じく、遮音性能も合わせ持っています。
「消費者は、より環境にやさしく燃費の良い車を求めています。しかしながら、電気自動車への完全な移行は、走行距離への不安や緊急時の充電設備不足などの懸念を解消しなければ実現しないでしょう」とアドバンスト・インターレイヤー部門のビジネス・マネジメント・ディレクター、トム・セルムは語っています。
それを裏付けるように、米再生可能エネルギー研究所(NREL)が実施したシミュレーションと分析は、エアコン使用頻度と機器のサイズに応じて、電気自動車のエアコン使用が走行距離を15-40%短縮することを示しています。
NRELの研究によると、最新の太陽熱吸収技術を投入した「セーフレックスSシリーズ」は、フロントガラスに設置することで室温を摂氏2度から3度低下させます。すなわち、それだけエアコン使用量を減らすことが可能となり、その結果走行距離を伸ばすことにもつながります。
「セーフレックスSシリーズの遮熱技術は赤外線を反射するのではなく吸収します。携帯電話やGPS端末、自動料金徴収センサーなどの無線機器との相性もいい」。とアドバンスト・インターレイヤー部門のグローバル・テクノロジー・マネジャーであるジョン・デリコは述べています。
太陽熱吸収中間膜「セーフレックスSシリーズ」は、標準中間膜からそのまま置き換えることが可能で、自動車の室内居住性、燃費、CO2排出も改善します。新製品の安定性と耐候性を自動車メーカーに保証するため、加速暴露試験を5年間実施、アリゾナ、フロリダ両州で2年間、厳しい暴露試験を完了しています。さらに、太陽熱吸収機能とカラーを組み合わせることで、サンルーフ、リヤガラス、サイドウィンドウなどにも展開すべく新製品を開発中です。
※製品カタログ、テクニカルデータ、サンプルなど関連製品の情報はウェブサイトhttp://www.saflex.com/solar を参照ください。